物事をきちんと見る
大野 これはすべて、「物事をきちんと見る」ことを日本人がおろそかにしてきた結果だと思います。今の日本では、見ることと言葉を発することがばらばらになってしまっています。物事をきちんと見ていないので、きちんと語れないわけです。
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大野 これはすべて、「物事をきちんと見る」ことを日本人がおろそかにしてきた結果だと思います。今の日本では、見ることと言葉を発することがばらばらになってしまっています。物事をきちんと見ていないので、きちんと語れないわけです。
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井上 先日の毎日新聞に、とても興味深い記事(三月四日付夕刊)がありました。「なぜオバマ候補の演説が人々を動かしているのか」をテーマに、大学教授の方々も加えてオバマ演説を詳細に分析しています。
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老人医療の増加原因の一つとされるのが終末期医療での集中的な治療である。一人平均112万円が死亡直前の1ヵ月に費やされている。新渡戸文化学園・短大学長で、医学博士の中原英臣氏が説明する。
「1950年代には80%の方が自宅で亡くなっていました。しかし、現在では数字が逆転して、80%余りの方が病院で死を迎えます。理由はいろいろですが、死亡から逆算して24時間以内に患者を診断していない医者は、死亡診断書を書けない、つまり不審死とされかねない法律があり、それも病院死を増やしている一因でしょう。結果論ですが、臨終間際の病院で、患者はさまざまな治療を施されます。点滴の管を何本も取り付けられたスパゲッティー状態の患者さんが生まれ、病院はこうした局面でお金を稼ぐのです」
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池田 最近は少子化が問題視されているけれども、環境問題から考えても、一億三〇〇〇万人はちょっと多いよ。少子化と高齢化はそるなるために過渡期的状況としてしょうがないでしょう。人口が減れば、エネルギーについても食料についても問題はずっと小さくなる。
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05年のOECDの統計では、日本人の病院受診回数は、年間13・8回である。一方EU諸国の受診回数はドイツで日本の約半分の7回、フランスが6・6回、英国は5・1回である。通院頻度で日本は、OECD加盟の先進30カ国のうちのトップなのだ。
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信用されていたのは、時刻だけではない。ニュースは、そのまま真実と見なされていた。鵜呑みが基本だった。まさかアナウンサーが間違ったことを言うなんて、想定さえされていなかった。CMもだ。テレビで宣伝をしている会社は一流企業で、そういう会社に勤めているお父さんを持っている子どもは、教室でもヒーローだった。だから勉強もできた。しかもモテた。
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秋田県との境にある、豊かな自然に抱かれた旧沢内村(05年に湯田町と合併)は、「生命を守る村」として知られてきた。この土地を舞台にした「いのちの作法」という記録映画も完成し、全国で上映されている。人口3800ほどだった山間地が、なぜいまでも注目されているのか。
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こういう病院で患者は、民間の医療施設のように、「お客さまは神様です」的な扱いを必ずしもしてもらえるわけではない。検査や治療の担当部分が同時に学生や研修医の訓練の一環として行われている。患者はしばしば、教育訓練の実習材料なのである。
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自分の体験というのは演技にあたってやはり大きな比重を占めますが、菊池寛が心臓の発作を起こす場面を演じているときは、他人事とは思えませんでした。
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黄氏の仕事は、無知な出稼ぎ労働者に代わって経営者と交渉することだ。その内容は、未払い賃金や残業代の請求から労災に関する法廷闘争の支援、また過剰労働の問題や労働者の食事や住環境の改善などと幅広い。
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まず、次の四択をご覧になっていただきたい。
①やりたいことをやって、お金を儲ける。
②やりたいことをやるが、お金は儲からない。
③やりたくないことをやるが、お金は儲かる。
④やりたくないことをやって、お金も儲からない。
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薬は昔からよく「クスリを反対から読むとリスクになる」と冗談のように言われています。しかしこれはある面、非常に的を射た言葉でしょう。
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鹿島―今の長谷川の話で思い出したけど、昔プレスリーの伝記映画を観たときに、プレスリーの食い物を見て驚いたことがある。ただのじゃがいものピューレに、ケチャップかなんかをぶっかけたやつ。これをものすごい量で食べるんだ。世界一のロックスターがだぜ。
長谷川―やはりプレスリーも貧しい生まれだったんじゃないかな。
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4月に80歳にて逝去した静岡県藤枝市出身の作家・小川国夫氏が、藤枝歯科医師会から表象された。80歳以上で20本以上自分の歯を持つ「8020」運動の表彰対象となったため。小川さんは80歳の誕生日を迎えた昨年12月にこの表彰の話を聞き、「文学賞よりも嬉しい」と診察した歯医者に話していたそうだ。
B級重大ニュース『週刊新潮2008.6.26』
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インタビューの最初は長嶋さんの言葉は聞き取りにくかった。が、喋れば喋るほど顔の筋肉が動き、言葉がはっきりしてきて、声もどんどん大きくなって、そこから昔と同じ長嶋茂雄が現れてくる。
「リハビリは、うそを、つかない。ねっ」
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久保が築いた企業文化について触れておこう。うちの文化、それは「掃除」をきちんとする、ということである。
なあんだ。あったりまえじゃないか。
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西ドイツのミュンヘンの市民病院に見学に行った時に、内科、外科、皮膚科の他に自然療法科があるのでびっくりしたのですが、そこではヒルに血を吸わせて病気を治す瀉血療法を行っていました。ちなみに、昔は東北の地方でも、農作業で疲れた時に、ヒルに血を吸わせるという民間療法をやっていたそうです。
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仕事人間には、定年になって仕事から離れると、する事が何もなくなってしまうというケースもよく見られます。好奇心や感動がなくなって脳内の血流が悪化し、認知症になってしまった方は多々います。定年前からそうしたことがないように、仕事以外に打ち込める趣味を作っていくことも認知症の予防になるわけです。
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「水を一日二リットル飲む」というのが、健康にいいと言われていますね。現代医学でも、やたらに水分の摂取を勧めます。たしかに飲んで体の調子がいい人はそれでいいと思いますが、これは駄目な人は駄目なのです。
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私が取材したある白人女性は大学卒の学歴がありましたが、人材派遣会社に「10年以上たった学歴は消せ」と言われました。企業は単純労働の担い手が欲しいだけ。学歴やパーソナリティーはいらないんです。単純労働はどんなにまじめに勤めてもキャリアにはならない。どこまでいっても、貧困から抜け出せないんです。
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私が「希望は、戦争」と書いたのは、戦争が起きればお金持ちから貧乏人まで、国民すべてが平等に生死のギャンブルにさらされ、社会が流動化すると思ったからです。
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このまま家にいたら自分がダメになると直感が働いて県外の大学に行くことを決めた。だけど両親と三人で大学の下見に行ってるんだから、まだまだ深窓のガキなのよね(笑)。
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水晶体が白く濁り、視力の低下などの症状を引き起こす白内障。治療にあたって、現在では眼内レンズを使った手術が主流となっている。高齢者にも優しい手術で、患者のQOL(生活の質)向上にもつながり、注目を集めている。
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民放テレビ局は「広告費」という、上限がある収入にぶら下がった巨大な産業です。環境の変化は、事業環境が変わって競争が激化するなら収入減に、産業再編なら廃業者の出現を、そこまでいかなくても単に設備投資が増えるだけでも経営の圧迫になります。いずれにせよ、産業として嫌な結論であることには違いありません。
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―両親はかなり放任主義だった。母親は、娘が中学卒業時に耳にピアスの穴を開けても気づかず、父も母も高校時代の通知票は一度もみなかったという。
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ぼくがギャンブルで得たもっとも大事なことのひとつに「お金なんかただの紙っ切れにすぎない」ということがある。お金はこの世の価値をすべて平準化するように見えるが、それなら、カジノのチップのほうがもっと根源的な働きをするのではないか。いずれにしても、どちらもそれ自身になにか価値があるわけではない。
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そもそも同構想は日本財団が、逼迫する火葬場問題に対して「議論のきっかけに」との狙いで提案した。構想の存在そのものが、火葬場問題の象徴でもあるのだ。
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―キャリア5年とはいえ、マッキンリーやキリマンジャロなど、世界中の高峰の単独登頂に成功してきました。「怖かった」「危険だった」と感じたことはなかったのですか?
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ロックフェスティバルの「ROCK IN JAPAN」を二〇〇〇年から主催しはじめた。自分がイベンターになるなんて夢にも思っていなかったけど、やってみたらイベントの仕事の内容は雑誌の創刊に似ていました。
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15年間、主婦の問題を取材してきましたが、ここ7、8年で強く違和感を覚えるようになったのは、子どもより自分自身を大切にする母親が非常に増えているということです。
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ぼくがインタビューをつづけているのはミーハーだからだけど、ただ、好きな人の写真やポスターを集めるようなミーハーではありません。有名人とメシを食ったことを自慢するタイプの取材者はバカですよ。
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阿川 泣かなかった?
浅田 泣かなかったですね。わたしね、あの頃は、新人にちゃんと芝居を教えてあげよう、育てようとしてくれてた時代だったと思うんです。
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世界的に高名な甲虫学者は『指輪物語』(映画<ロード・オブ・ザ・リング>の原作)の作者ジョン・R・R・トールキンの研究者としても知られたチャード・E・ブラックウェルダー(1909~2001)は、ハクスリーらの「新しい体系学」に対してはっきり「ノー」を表明した数少ない分類学者のひとりだった。
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思惑で買った茶碗を、店に持ち込んできた男の応対を番頭がする。これを高い値で買ってもらいたいと見せてきた茶碗はどう見ても安物。それを五百両か千両か、と言ってくる。そのときの番頭の応対。米朝のはこうである。
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土方との出会いは大きかった。後に彼の妻となる舞踏家の元藤燁子さんに誘われて舞台『禁色』を見に行ったんですんが、驚愕しましたね。彼の表現には生命の響きがあった。その場には、澁澤龍彦や三島由紀夫もいましたよ。僕は、土方の踊りそのものを撮るより、彼の存在を通してその先にある何か、たとえば人間の生や死、つまり性を追求したものを撮りたかった。それが『おとこと女』です。数年前にアメリカンモダンダンスと出会って肉体に関心を抱いてい