人生がちょっぴり愉しくなる方法
自転車通勤は私の人生を一変させた。私はちょっぴり人生が愉しくなった。
自転車ツーキニスト(通勤人)になって半年も経った頃、私の身体に顕著な影響があらわれてきた。
一番目立った効果が、やはり何と言っても痩せたことだ。一番ひどいときには八四kgあった体重が、半年で六七kgまでに激減した。現在は少し戻って七〇kgというところだが、それにしてもこの劇的なダイエット効果には注目せざるを得ない。
同時に健康診断での中性脂肪値、コレステロール値などがすべてC判定からA判定へと覆った。内臓脂肪の大幅な低減がこれを実現させたのだと思う。血圧は上下幅が広がりながら落ちたし、心臓機能は明らかに向上した。会社の中で階段を上がったりするときに、まったく息が切れなくなった。
要するに、非常に健康になった。第一章でも述べた通り、これは自転車が非常に有効なエアロビックスとなっていることを示しているのだと思う。
また、健康関連でいうと、夜、ぐっすり眠れるようになった。
私はどちらかというと夜に眠れない方で、ベッドに入ってもなかなか眠くならず、一日が二八時間程度だとちょうどいいのに、などと考える方だった。翌日に大切な取材(私の本業はTVディレクターなのです)が控えていたりすると、特にそうだ。眠ろうとすればするほど眠れなくなってしまう。
ところが朝晩に自転車で走っていると、ベッドに寝そべった瞬間に、スッと眠りに入ってします。朝は朝で決まった時間にすっきりと起きることが出来る。
かなりハードな不眠症を抱えている人でも、きっとこうなると思う。人はやはり身体を動かしてナンボだ。今の私ははっきりそう思う。
疋田智『快適自転車ライフ』岩波書店2002年
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コメント
初めまして『快適自転車ライフ』で検索してきた茶太郎です。
長文の引用ご苦労様です。
投稿: 茶太郎 | 2007.05.18 00:22